WEBデザイナーになりたい人へ!まず始めてほしいこと

実際のところ、どういうことするの?

僕はIT企業にアルバイトとして就職できたことで、何となくWEBデザイナーというのはこういうもの、という世界を先輩方に見えてもらっていたので、おぼろげながらこういう事を行うのだなという片鱗は掴んでいました。
でもWEBデザイナーになると決心した人がまず何をすればいいのか?って誰もが思うだろうし、どこから何をしていけばいいのか、どういう事から始めていけばいいのかなど、わからないことだらけでしょう。
そこでまず、WEBデザイナーの必須アイテムを紹介します。
これらはWEBデザイナーになるためには絶対に必要となるものなので、しっかり理解して、こういう環境を作り出すことから始めてください。

WEBデザイナーの必須アイテム

Webデザイナー
まずはパソコン、これは必要不可欠です。
ノートパソコンでも何でもいいのですが、使いやすい、画面が見やすいという事が条件です。
OSはWindowsでもMacでも構いません。
よくプログラマーさんなどにMac好きが多いといいますが、アルバイトなどの経験から言わせてもらうと、やはり、Windowsの方が多いので、指導してもらいやすいという事を考えても、 Winの方がいいかもしれません。

ネット環境と作業効率を向上させるためにもサーバを持っておく方がいいし、WEBデザインを作るという仕事になるので、制作ソフトも必須です。
これはAdobe系のソフトがオススメです。
Illustratorなどのソフトはお金がかかるものではありますが、デザイナーとしては必ず使用するために揃えておいた方がいいでしょう。
印刷物を業者へ入稿する際も、Illustratorで作成したものしか受け付けないことが多くあります。
ソフトを購入しておいて使用感に慣れておくのもいいでしょう。

教材は書店で販売されているWEBデザイナーの基礎や、ソフトの利用方法などのレクチャー本等、自分が読みやすくて理解しやすい物を選択します。
僕は5冊ほど準備しましたが、もっと必要だと感じる人もいるかもしれません。
ただ一気に購入すると何が何だか分からなくなるので、初めての人用の本を2冊くらい買ってそこでわからない部分が出てきたら別の本を購入するという方がいいでしょう。

インターネットも利用しますし、サーバも欲しい、という事でこれも必要最低限必須なものに入ります。
金額的な面をいうと、パソコンはすでに持っているという人が多いかもしれないけど、一応、安いもので5万円位として、ソフトが最低2万からまあ使い勝手のいいものを選択すると10万位、書籍がトータル1万くらいで、インターネット・サーバ利用料金が6千円位、という事でだいたい10万円位、それ以上は初期段階で必要です。

ポートフォーリオって何だ?

ある程度ソフトを使って自分なりのWEB作品が作れるようになったら、実戦で経験していくという事がとても重要になります。
また、いきなりフリーのWEBデザイナーとして活躍するということは不可能なので、企業に属しその中で先輩WEBデザイナーさんやプログラマーさんなどに指導を受けながら、クライアントの希望する作品を作っていくという流れを仕事の中でつかむ方がいいのです。

という事で、アルバイトでも見習いでも何でもいいので、WEBデザイン企業に就職する事がとても大きな経験となっていきます。
就職活動を行う上で必須となるのがポートフォーリオです。

ポートフォーリオそのものの言葉の意味は、画家さんや写真家、デザイナーさんの画像集だったり作品集という意味だったり、職業が違えば、証券会社では有価証券一覧表等がポートフォーリオです。
でもWEBデザイナーになりたいという立場の中でいえば、自分の作品の見本といえばいいでしょうか。

WEBデザイン関係の企業に就職したいと思う時、就活をします。
面接してくれるということになれば、自分の持っている能力を相手企業に見せなければなりません。
そこでポートフォーリオです。

自分の作品を実際に企業に確認してもらい、「え?この程度?」と思われるか、「力があるな」と思われるか、その判定に利用されるものですから、慎重にしっかり作っていくことが必要です。
あまり実力がないから見せないようにしよう……というのは通りません。
WEBデザイナーを採用する企業は必ず作品をみます。