新米デザイナーはスキルアップに注力すべし!

スキルアップが必要

何でも同じだと思いますが、働き始めからものすごくいいお給料をもらうなんて人はほとんどいません。
特にWEBデザイナーの世界は実績の世界なので、スキルがあり質の高いWebサイトの構築が出来たり、いいデザインを作る事が出来る人の方がより高いお給料をもらえるようになっていきます。
WEBデザイナーじゃなくて他の職業についている方は、お給料が上がるために何が必要なのか、例えば社内の昇格試験があるとか、営業で実績をあげていくことが必要だとか、「お給料が上がるために何をしていけばいいのか」と考える事が一般的ですが、WEBデザイナーなどの仕事は、スキルアップしていく事がお給料アップにつながっていくという考え方です。

駆け出しで「お金」の貯蓄を考えるな

IT企業のアルバイトを経て、本格的にWEBデザイナーとして歩き出しだ時、WEBデザイン事務所の社長さんにこんこんといわれたのは、「WEBデザイナーとしてこれからやっていきたいと思うのなら、将来の事を考えて自分に投資することが必要」ということです。
僕の友達も結婚する奴らが多くなって、みんなやはりお付き合いしている人がいれば、結婚のための貯蓄とか、新しい住まいの為の貯蓄などを真剣に行うようになります。
そういう話を聞くと、彼女がいない僕も一応、将来のために貯蓄って必要なのかなと考えたりしていたんです。
いや、結婚って目的がないにしても、少しずつお金をためていくことが必要かなと考えていました。

でもスキルアップのためには必要な投資があるんです。
それにもし本当にお金が必要な状況におかれた時、別の副業を持つということも考える方が多いです。
僕の友人も実際、本業の仕事では貯蓄出来ないからと土日など休みのときは知り合いの居酒屋のアルバイトをしていました。
もし僕が友達と同じように貯蓄しなければって思って、WEBデザイナーのほかに居酒屋でアルバイトなんて考えてしまったら、その時間はWEBデザイナーにとってものすごく無駄な時間ともいえるのです。

時間は宝、むだにしてはいけない

時計
大学時代、とんでもなく勉強できたはずの時間帯をパチンコなどその時に楽しいと思ったことに使ってしまっていた僕です。
だからものすごく後悔しています。
だってもし、その時間にWEBデザイナーを目指した勉強が出来たのなら、本当に真剣に将来を考えていたのなら、今よりもっとスキルアップしている僕がいるはずなんです。

上司の知り合いに、高校生からデザイナーになることを決意して、アメリカに留学した人がいるそうです。
その人は留学先でアメリカの技術を学び、帰国後外資系の有名企業に就職したそうです。
僕が高校生のころは、ネットゲームばっかりやっていたので凄い違いです。
調べてみたら、留学ってコーディネーターが事前講習とかをちゃんとやってくれるから、早目に準備しておけばそこまで大変でもないみたいです。
(参考:高校生のアメリカ留学サポート制度
何をやるにしても、早目の準備が大事ということが分かります。

若い時は時間がたっぷりあるから回り道をしても大丈夫っていいますが、WEBデザイナーとして同じくらいの年齢の奴が高いスキルで仕事しているのを見ると、ああ・・・本当に無駄な時間を過ごしたって悔しくなります。
あの時の僕に「おまえあほか、将来苦労するぞ」っていいに行けるものなら今すぐ行きたいくらいです!

スキルは自分の糧になる

自分の弱さに気がついて真剣にWEBデザイナーになると決めて向き合ってきた時代、独学な僕は本当に苦労したし、家に帰るとその日、仕事上でわからなくて困ったことについて、必死に勉強しました。
多分僕の人生の中でも本当にたくさん勉強した時代です。
その時代に培ったスキルや知識は今の僕をしっかりバックアップしてくれていると強く感じます。
考え方が変わるとなんでも勉強に見えてくるから不思議です。
友人と一緒に食事していても、メニューをみてこれは見やすいデザインだと感じたり、ただ通りを歩いているだけでも、あのおじいさんと犬、絵になるなと感じたり、こんな子と思ったこともなかったのにという自分に気が付きます。

独学でWEBデザイナーを目指そうと決めた時、色々なソフトを買ったり、必要な書籍をそろえたりして費用がかなりかかった、それから先もデザインの本を買ったり、絵画集や写真集を買うなどしてお金を浪費したけど、その時にみてきたもの勉強してきたものが今の僕のスキルとなって支えてくれています。
お金よりもスキル、WEBデザイナーになるなら自分にかける費用をケチってはいけないと強く感じるのです。